重要事項説明書と契約書の違い(後編)

住まい選びのマメ知識 契約編

 この重要事項説明は不動産に関する知識の少ない一般消費者が、よくわからないうちに契約してしまい、後で思わぬ損害を被らないようにするためのものです。ですから、宅地建物取引主任者という有資格者しかできませんし、重要事項説明書にはその不動産の詳細な説明が書かれています。賃貸と売買では異なりますが、最低限説明しなければならないことが定められています。(例えば「この部屋で、殺人事件があった。」なんていう事も説明しなければいけないことの一つです。)

 そして、説明を受けた後、重要事項説明書に署名・捺印となります。これは、「重要事項説明を受けた」という証拠となるだけで、契約とは一切関係ありません。ですから、重要事項説明の後に、実際の契約まで至ればここで初めて契約書にも署名・捺印をすることになります。

 簡単に言いますと、「あなたが借りよう(買おう)としている物件は、こんな状態のものです。これでも本当に借り(買い)ますか?」と不動産屋さんが言っているようなものです。これにあなたが「はい。」と答えた場合にのみ、「では、契約を取り交わしましょう。」ということになるのです。

 重要事項説明と契約とはまったく別のものです。混同しないようにしましょう。

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住まい選びのマメ知識とは

新しく住まいを探すのは、入学、就職、転勤、結婚…いろいろな理由があるかと思います。

でも、「いざ家を探そう」と思っても「何から手をつけていけばいいのか」、「どんなことを注意していけばいいのか」がよく分らない方も多いかと思います。そこでカンタンなアドバイスをさせていただきました。

実際に見に行ったり、細かい手続きなどは担当の不動産屋さんに教えてもらいながらでしょうが、その前の心の準備として「住まい選びのマメ知識」に目を通していただければと思います。